“休む”を予定に入れるという選択
- 亜津子 新川
- 6月7日
- 読了時間: 3分
忙しい毎日にこそ「休む力」を

直前までトラブルも続出。病院で働いているメンバーは、当日スタッフが発熱して対応に追われる事態に。もう一人のメンバーは、急に仕事の予定が入り、宿泊できないかも…という場面もありました。
でも、どうにかなったんです。みんなが「行きたい」「会いたい」という気持ちを持っていたからこそ、それぞれが工夫して、最後は全員で泊まることができました。
休むと決める。それだけで気持ちは整う。
今回の旅行で一番感じたことは、「休憩って、本当に大事」だということ。
心理学でも、「セルフケア」や「意図的休息(Intentional Rest)」は、ストレス軽減やパフォーマンス向上に効果があるとされています。
“ちゃんと休む”ということは、 “もっと良い自分”でいるための準備でもあるのです。
湯けむりに包まれながら心がほどけていく温泉
体にしみるおいしいごはん
滝や神社で深呼吸したあの空気感

ただ「何もしない」「自然に身をゆだねる」そんな時間が、心と身体をしっかりと整えてくれました。
忙しいからこそ、休みは「予約」する
仕事や家事に追われていると、つい「落ち着いたら休もう」と思いがちです。でも実際は、いつまでたっても“その時”は来ないんですよね。
だからこそ、「この日」と決めて動く。日程を先に決めてしまうことで、休みも“優先すべき予定”になるのです。
これは、時間管理の心理学でもよく言われること。先に予定を入れておく「プレコミットメント(前もっての約束)」によって、実行率が格段に上がるとされています。
「何でも言える仲間」は宝物
旅の中では、みんな自然に話し、笑い、時には真剣な話もして、心から安心できる空間がありました。
何かあっても「大丈夫だよ」と言い合える関係。
それがあるからこそ、トラブルが起きても乗り越えられるのだと思います。
“安全な人間関係”は、心理学的にもストレスを減らす最強の処方箋。信頼できる仲間と定期的に繋がることは、メンタルヘルスの維持に非常に有効です。
最後に:視点を変えたいときは、まず一息。
旅行から戻って感じたこと。それは、**「休むと発想力が戻ってくる」**ということ。
頭がスッキリすると、アイデアがどんどん湧いてきます。視野が広がり、新しい情報や気づきが自然と入ってくる。
そして何より、心が落ち着くと“人に優しく”なれる気がします。
忙しい毎日を過ごしている方にこそ、声を大にして言いたい。
「休むことは、後回しにしないでください」
少しでも心が軽くなる時間を、自分にプレゼントしてあげましょう。
きっと、その先にもっと素敵な自分が待っているはずです。
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