“なんで?”が止まらない子に、安心を届ける“納得の声かけ術”
- 亜津子 新川
- 5月29日
- 読了時間: 2分
こんにちは、子育てコミュニケーションナビゲーターのアリーです。
「なんで?」「どうしてこうなるの?」と質問攻めの毎日…時には「うるさい!」「いちいち聞かないで」と言いたくなってしまうこと、ありませんか?
でも実はそれ、“安心したいから知りたい”という、考える力で動く「理論派の探究者」タイプの子どもの自然な欲求なんです。
1. 考える力で動く「理論派の探究者」タイプの特徴とは?
PCM®では、考える力で動く「理論派の探究者」の子は:
情報や理由がないと動きづらい
納得できると一気にやる気が出る
論理的で計画を立てるのが得意
「考えている自分」を認めてもらいたい

2. NGな声かけ・よくあるすれ違い
×「細かいことはいいから、とにかくやって」
×「子どもなんだからそんなこと気にしなくていい」
×「また理屈っぽいこと言って!」
これでは、「話しても無駄」「わかってもらえない」と感じて、口数が減ってしまいます。
3. 響く声かけ・おすすめフレーズ集
◎「それ、すごくいい質問だね。ママも一緒に考えてみようか」
◎「どうしてそう思ったの?理由を聞かせて」
◎「なるほど、じゃあこうしてみるのはどう?」
“知的なやりとり”として扱われると、自己肯定感がぐっと上がります。
4. 声かけの効果と変化の実例
あるママは、「子どもが“どうして?”って言うたびにイライラしてました」とのこと。でも、「質問する=前向きな姿勢」と捉え直し、「じゃあ、調べてみようか」と一緒に本を開くようにしたそうです。
すると、「僕の“なんで?”って、いいことなんだね」と、表情がぱっと明るくなったそうです。
5. まとめ:こんなときはこう声をかけてみよう!
子どもの様子 | おすすめの声かけ |
質問ばかりしてくる | 「いい質問だね。一緒に考えようか」 |
指示に対して納得して動かない | 「なぜそうするのか、説明するね」 |
自分の考えを話してくる | 「考えがしっかりしてて頼もしいね」 |
“うるさい”ではなく“鋭い”と見る視点の変化が、親子の会話を“知的な対話”に変えてくれます。
ぜひ、お子さんの「考える力」を育てる声かけ、試してみてくださいね!
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